朝ごはん:軟骨とキャベツとバターとかつお節とネギと豆腐をいためたやつ
夜ごはん:軟骨とキャベツとバターとかつお節とネギと豆腐をいためたやつ、サバの塩焼き
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起きたら夕方の5時だった。終わった。
もう秋も盛りなので日が落ちるのが早く、日を一度も見ないでの起床となってしまった。こうなると本当に気分がどんよりとする。強い光が目に入ってこないので、コンテナの中で目覚めたような感じ。一日のはじまりが最悪になってしまうと、そのあと持ち直すのが難しい...
むかしは夜に活動するのが好きだったが、今はまったくだ。夜は好きではない。夜は時間の流れがよくわからないのが不気味である。昼間には流れがあって、それが好きだ。太陽が位置を変えると部屋の中に差し込む日光が様相を変える。それが時計の役割を果たしてくれて、おれを適度にせかしてくれる、人間らしく生きるために尻を叩いてくれる。その点夜はクソだ。夜は嫌いだ。文としてだけみると「ずとまよ」のアンチである。ずっと真夜中では嫌だ。曲は大好きだ。
夜はずっと夜である。どこまでも鈍い暗黒が外を満たしているだけで、1色のペンキで端から端まで真っ黒に塗られている、永遠の擬人化、時が止まっているというか、怠惰を肯定されている感じがする。どの時間帯も金太郎飴のような全くおなじ環境が続いてつまらない。夜の0時は1時であり、1時は2時であり、2時は3時であり...とそれぞれの時間帯があまり変わらずに繰り下がっていく、そして何も出来ぬままに夜が明けるのだ。
昼間の12時と13時はだいぶ違う。目が覚めた時、この感じは12時に起きたか、13時に起きたか、なんとなくわかるときがある。部屋に差し込む日光の感じが違うのだ。夜中に起きた時にそれが起こることはない。夜はスベっている。夜はつまらない