先日インフィニティチェアを買った。それを家に設置した。
インフィニティチェアはColemanから発売されているキャンプ用の大きな椅子。
ほぼ180度までリクライニングが可能で、「中立姿勢」という気持ち良い体勢が取れる。
キャンプに行ったことも今後行く予定もまったくないので完全に家用。
とにかくベランダに寝っ転がって空を見たいという欲求があり、この椅子があれば恐らくそれができるのでは!?となり、その欲望が黄色い塊として発露した。
ああ一刻も早くベランダで横にならないと死んでしまう。
恥ずかしい話かなりギリギリなんです。こっちは
とにかく、座ったり、寝転んだりするためだけの椅子がずっと欲しくて......
休息のために仕事部屋の椅子に座ってボーッとしていても、どうしても仕事部屋の椅子だと脳が作業や調べものをする場所だと紐づいてしまっているようで、つい手がマウスを握ってしまう。
かといってベッドに座っているとすぐ寝てしまう。こっちは寝る場所として紐づいてしまっている。
座っていること それ自体が何の行動とも紐づかない、純粋な休息のためだけの椅子が1つ家にほしかった!そしてついにそれが家にある!買ったから!!
しかし、試しに外に設置してみた感じ、かなりのサイズと重量があるのでベランダに常設するのは少し厳しそうとなり。
(雨が降るたびにわざわざ室内に入れるのか?という問題が....)
しょうがなく、とりあえずベランダと自室の境目に常設して、
使うときは窓を開けて上半分だけを外に出すというスタイルで運用することにした。
寝っ転がるとちょうど肩から上だけ外に出る形になる。
(それが最初の画像)
まぁこれでも当初の目的は達成できるので....良いです。全然いいです。
なんだこの写真
実際に寝転ぶとこのようなアングルになるが、上半分が真っ白になってしまった。
本来この白い部分が空なんですが、撮ったのが朝すぎて光で消し飛んでしまいました。
座り心地寝心地は本当に良い。ちゃんとウトウトできるタイプの椅子だ。
おれはちゃんとウトウトできるタイプの椅子をかなり信用している。
ここに寝転がって空を眺めていると
「今 空がまるごと落っこちてきたらギロチンみたいに首から上だけ消し飛ぶな」と思う
最近は1日のうち2時間ぐらいはここに寝転がって空を眺めているか、寝ている。
そのうち1時間くらいはパルムをしゃぶっている。
パルムが似合う椅子だ。この椅子に座るとパルムが食べたくなるんだ。
でも、普通に上をカラスの群(ぐん)が飛んでることが多くてこわすぎる。
おそらく近い将来、この椅子で寝てる最中カラスの群に襲撃されるだろう。
おれのくちがパルムの匂いだから
総じて一切文句なしのGood Chairだが、起き上がるときだけ少し苦労する。
ワンタッチでリクライニングを調節するレバーなどが見当たらないので、起き上がるときには腹筋に少し力を入れて上体を持ち上げつつ、体の重心を下に滑らせる必要がある。そうするとグググッと椅子の背もたれが持ち上がってくる。やや不思議で力のいるシステム。
何回か使った現時点では、コツを掴んだのでスムーズに起き上がることができるようになってきた。
ただ、初めて使った時はかなり絶望した。いわゆる筋力トレーニングの腹筋を1回しないと起き上がることができない機構に近いので、こんな、ある程度の筋力を前提とする操作方法なんてあるか!なんたるマチズモなんだ....と絶望していた。
しかし腹筋がダメになる前に操作に慣れた。どちらかというと重心を下に滑らせるというほうが大事なようで、腹筋はたいして使わないで済むようになった。
どうせキャンプ用品なんてさ、おれみてーな弱者切り捨てると思ってたよ
なんだ、やさしいんだね
好きになっちゃうかも。
バーカ。