2024/07/03

暑すぎるが蝉がまったく鳴いておらず不気味である。地球最後の日は今日のような酷暑である予感がする。そしてその日は今日のように蝉がまったく鳴いていないか、地表を埋め尽くすほど繁殖した夥しい量の蝉が狂うように鳴いているか、どちらかである。そして無音か爆音の中、空が真っ白に染まる.....

 

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画のタッチが好きで、「ゴーストフィクサーズ」を読んでいる。主人公のひふみ君がカワイイ。題材として扱っているものは言うまでもなくSCPや超常クリーピー・パスタをベースにしており、そのバレも厭わぬ清々しさが突き抜けていて面白い(すごく丁寧にSCPと棲み分けようとしている姿勢も含めて)。いま、小学生の間でSCPが爆裂に流行っていると聞いたときは茫然としたが、いざこうやって暖簾分けされた創作物たちが実態を伴って(そしてかなりのエンタメとしての強度を保ちながら)少年誌で立ち上がってくるといよいよ流行っているんだなあと思うしかなく、自分は高校生ぐらいの時にノロノロとかなりその手のものを読み漁り、アングラなものを知った気になっては「かたや俺は電子の砂漠で呟くんすわ。それ、誉め言葉ね。」状態に周回遅れで突入していたので今の小学生のアドレッセンスな螺旋階段を上るスピードはいかほどになるのかと慄いている。平気で自分より成熟してそうな気がしてならない。子供の頃は大人なんて全員バカばっかだと思っておりましたがそのバカになってしまいました。

 

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バカですが、仕事は順調でございます、6月と打って変わってカラッとした清々しい頭で進められている。エルデンリングなどで息抜きできたのが効いたのかもしれない。