2024/04/01 嘘卒業

嘘のオコチョがおれの本当をブチ抜いていき、それってもう本当じゃん

 

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本日は天気が良く、歩く速度が0.8倍だった。外気温が適温だと移動を急く必要がなくなるので歩行スピードが遅くなる。コンクリート壁に書かれた落書きの文字を読む余裕があった。普段はそれを落書きという意匠の塊でとらえているが、今日は文字として認識できた。恐らく近所に住む中学生と思われる名前がひらがなで大量に書き殴られていた。怖い

 

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「東京都同情塔」と「ありえない仕事術」を読んだ。昨日の日記の「すっちょむ」ショックの一連の流れは、東京都同情塔を読んだ勢いで書いているのがバレバレだ。ただ衝撃を受けたのは事実なので、それを流行りのバースに乗せて放出したという言い訳を、させてください。AIとは対話しておりません。自分の声です。

 

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悪癖なのは承知だが、会話の途中、”仕掛け”にいくことがある。例えば、倍速視聴を忌み嫌っている人の前で「とある作品を倍速で見た」とわざわざ言う、とか。すると、明らかに相手のギアが1段上がるのを感じる。それを求めてしまう。

聞こえるのだ。「待ってました!!!」という声が。その瞬間、相手の心の中で醸造されて貯めに貯めてブラッシュアップされたであろう「正義の声」が、おれの不用意な発言めがけて噴出する。という構図を取る。あくまで相手目線では。おれはそれが欲しいのだ。欲しくて仕掛けているのだ。やっていることは試し行動と何も変わらない。だからどの角度から見ても悪癖である。でも、やめられない。

 

人の「正しさ」を浴びる心地よさがある。相手が大事に抱えている「正しさ」の殴打を食らうことでしか得られない栄養がある。相手の矜持を知るために、こっちが一旦弱点を晒すのだ。相手に気持ちよく動いてもらいたい。相手のフレームレートを、上げたい。柔らかい言い方をするのであれば「場を温めている」と言っても良い。私は隙があり、あなたにはそれを叩けるだけの準備と人生がある。ということを確かめてもらいたい。この、シーソーが完全に傾ききった状態で、あなたはどれだけおれに対して攻撃をしますか、というレベル感を一度確かめておきたい。

 

やめたい。やめます。今日で最後!最後に相応しい日!