2024/05/27

夜寝て朝起きるだけのことがどうしてこんなに難しいか

 

これだけは守ると心に決めた「夜に寝て、朝に起きる」のルーティンがさっそく崩壊し始めた。実を言うと3日前には既に崩壊していて、今は治そうとしている最中。

よく考えると日々の大半が「昼夜逆転を治すために無理をして長めに起きたりしている」ことで消費されていて、最早本末転倒な気もしているが、これだけは守りたいんです。夜寝て朝起きられないだけで自尊感情が削られていく、どうしてこんな簡単なことすらできないんだという自己嫌悪に苛まれる。逆に言うと夜寝て朝起きられているだけで他のすべてがうまくいっていなくても「まぁ良いか、夜寝て朝起きられているし」と思えるのに。

昼夜逆転になってしまう要因は分かり切っていて、「眠くならないと眠れない」という当然のことに帰結してしまう。朝起きるのはわりと簡単で、定刻になればエイと身体を起こせばそれで済むのだが、その後、とにかくずっと無限に起き続けてしまう。「そろそろ寝ようかな」という感覚がない、おれにとって就寝は準備するものではなく、突然訪れるものだ。寝ようとしてベッドに入っても寝ることができない、ただ刻が来るのを待つことしかできない。刻というのはそのまま「限界」と表してもいいけれど、つまり活動限界だ。活動限界が来ると、寝れる

ただ不眠症という訳ではなく、刻さえくればストンと健康的に寝れるのだ。ただその刻が、一般より長めのスパンで訪れるために、バイオリズムに合わせて体を任せていると徐々に一般の周期から後退していく。そしていよいよ「健康的に朝に起きられる」範囲の睡眠時間を逸脱し、徐々に昼夜逆転になる。そしてこの昼夜逆転も、(周期よりもやや長めに起き続けるという特性の為に)しばらく体に任せておけばどんどんとずれて治っていく。多分1日が24時間30分あれば、ちょうどよいぐらいの軽微のバイオリズムのズレ。つまり1日が24時間の現在、体に任せておくと、昼夜逆転と昼夜順行を往ったり来たりすることになるということで、こうなるとまったく日々の生活によるべがないというか、支えを失って浮遊している感覚になる。下が見えないほど高い所で綱渡りをしている感覚というか、なにを頼りにおれは前に進めばいいのかを完全に見失う、濃霧で太陽が見えていない。この負のループから抜け出すためには「眠くないけど寝る」という技を習得しなければいけないのだが、これってかなりチート技じゃないですか?人間の本能に反している気がする。

なんとかして、普段よりやや早めに眠くなればいいだけなので、エネルギーをもっと消費すればいいのではないか?普段の倍量散歩するとか、いっぱい夜ご飯を食べて血糖値を爆上げしてそのまま入眠するとか、あんまりよくない気がするな。とにかく1日を24時間の区切りとして捉え直すところから始めないといけない、