2024/02/28 かっ開け!

連日温度差が激しく体調が優れない。体の半身に斑状の蕁麻疹が出ては消えてを繰り返している。朝起きると、白いシャツに鮮血が付いている。蕁麻疹をひっ掻いた跡だ。ただ蕁麻疹は体の半分にしか出ないので、ちょうど赤い跡が体を二分するように刻まれる。さながらおれを真っ二つにするように走る切り取り線の様な見た目になる。

昔は狼狽えていたがもう慣れた。そういう部族だと思おう。そういう文様が刻まれているのだ、おれの遺伝子に。おれはハーフ&ハーフ族なのだ。

 

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アレルギー体質なのもあって、人より肌が弱い。朝起きると血だらけなのはしょっちゅうで、昔は恨んだものだ。今はそうではない。

キャラクリエイトを想像する。ゲームにおけるキャラクリエイトでは、大抵「メイク」という項目がある。そこで設定できるのはいわゆる審美的なメイクに限らない。多くの場合、傷やそばかすを刻み込むことができる。自分は自キャラに良く傷跡を付けていた。幼心に、そっちの方がかっこ良いと感じたからだと思う。歴戦の戦士という感じがする。その価値観を現実世界の価値観まで延伸すれば良いだけだった。神はおれをそうクリエイトなさったのだ。それは「こっちの方がかっこいい」という理由だけだ。過去おれがクリエイトしてきたデータ上の彼らも同じような恨み節を天に吐いたのかもしれない。それに関しては、すまんかった。でも天から見たら、お前はイケている。

 

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明日、確定申告と向き合う。そろそろやらないとヤバい。やります