2024/04/27 蚊族制度廃止

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近日リリース予定のこれの体験版をプレイしていた。これ、面白いなあ!!配線で手札を繋いでいくローグライクチュートリアルで親切にシステムを教えてくれるのだが、のっけからその異次元の難解さに匙を投げたくなる。ただ、「退屈だ」ではなく「むずすぎる」で挫けそうになるのは(経験上)良い兆候なので、ややこしい章を斜め読みする感じでとりあえずでズンズンと先に進む、これは、面白い!これはシステムを理解したら底抜けに面白くなるゲームだと確信した。ローグライクで一番キモチイところはシナジーをいかに組んでいくかというところにあると思うが、このゲームはかなり雁字搦めのシステムを採用しており、適当にマスを進めていくだけでは全くシナジーが形成されないところが苦しい。配線システムにかなりのルールがあるからだ。同じ色のソケット同士しか繋げず、オスメスの概念もあるもんで全然思ったようにコンボが形成されていかない。大体のゲームはとりあえず行き当たりばったりのビルドで序盤はしのぎつつ、中盤辺りで「このシナジーに寄ったからこっちのビルドで行くか...」のように方向転換、舵を切っていくものだが、このゲームでは適当がかなり許されないのでモジモジとした時間が続く。通してチマチマチマチマとした調整、調整、調整、抜き差し、そして調整、に終始するのだが、その結果いつのまにか、神の御業かのような美しい配線が出来上がる。一切の曇りない、完璧に効率化された盤。さながら小さな宇宙を創ることができる。こういう経験はあまりできるもんではない。本リリースは5月なのでもうすぐだ、楽しみ。

 

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寝てる間に耳の中に蚊が入ってきたようで、耳の内側を刺されていた。なぜ気づいたかというと、起きたとき耳たぶあたりに違和感を覚えたので触ったらそこに蚊の死骸が付いていたから、そして今耳の中が猛烈に痒いからだ。さいあく。

かなり許せないが、ネコチャンが車のボンネットに入ってくるようなものなんだろう。たぶん暖かいのかもしれない。起きた時死んでいたということは、蚊サイドもかなり限界だったんだろう。ギリギリのところで、おれの耳を見つけたのかもしれない。それは猛吹雪の中でぽっかりと口をあける洞窟を見つけたような感じだろうか。一晩あたたかい寝床で寝られて幸せだったかい。蚊よ